太陽の下の一瞬 (イントロ)

 

喫茶「じゃっ次の曲いきましょうか」

 

(仆破脳内妄想シーン)

今年の夏は各地で記録的な猛暑が観測され、節電節電と口酸っぱく勧告していた行政機関もクーラーの使用を推奨した。気温が上がると活発になる虫や不審者も力なく、出遅れたように顔を出しはじめたのは此頃だ。

私といえば「秋バテ」という言葉を辞書に加筆して以来、もどかしさの矛先を自分から逸らしている。横目で様子を窺うと、今年は焦りに拍車をかけるように着々と身支度を整えていた。明くる年を意識せざるを得ない状況は寺に駆け込む気力すら消失させる。

どうして日本に四季はあるのだろうか。季節が巡らなければ周回遅れも先頭集団に扮して走れるのに。そうしたら私にだけ春が来ないことの後ろめたさだって感じないのに。悩みの種はどうにもしようがないことばかり。

…いや、そういえば……一度だけ。

一度だけ私にも確かに訪れた。それは一瞬の、永遠の、何度も反芻しては私を立ち止まらせる、

花冷えで恥ずかしがり屋の芍薬が芽を出した夏の思い出。

 

 

夕凪「それでは聞いてください、太陽の下の一瞬」 

チャンチャンチャンチャンチャンチャンチャ、チャーラーラーラーラー

 

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一瞬しかない動画撮影解禁しましたね!全編撮影は可能ですが、MCとカバー曲である「太陽の下の一瞬」は投稿不可になっています。こちらはライブでしか観られないので気になった方はお越しくださいね〜(^^)