友人との最後の会話

火曜日/

f:id:isn_frill:20191127213737j:image※掲載の許可有り、写真は友人が撮影したもの

明日耳聞こえなくなるから電話した!(ここでそうなんだ〜と流す鍛えられた友人)スティーブ・ジョブズはさ"「もし今日が人生最後の日だったら、今日やることは本当にしたいことなのか?」この問いに「NO」が何日も続くのなら、なにかを変えなくてはならない"って名言残してるけど私、たぶん生きちゃうし。大前提の"今日が人生最後の日"が想像できないんだよね。ほらドッジボールで戦力外なのに最後まで残ってたでしょ? そう、バカだから彼氏作んないとラブソングは歌えないし、人殺さないと血の味はわかんないのね。でもさ、映画の中では現実じゃありえないことが日常茶飯事じゃん?だから経験からの役作りにも限りがあるんだよ。今日だってベートーヴェンみたく耳を切ってみようとしたよ、嘘。そんなの誰も望まないしそもそも目的に沿わないからしないけど。(ここで白湯を啜る) 

あのさ、蛇口を捻ったら水が出るのありがたがれる?    私はとっても難しい。いや分かるよ、水を手に入れるのに精一杯の人々がいること。だから相対的に見たとき日本は恵まれた環境って持て囃されるのかもしれないけど、当たり前で育っちゃったからさ。苦労知らずで口先だけで感謝するなんてできないんだよ。形だけでしか表明できないなら逆に失礼かなって。道端に咲いている花とか、御先祖さまと同じくらい美しいって思いたかった。(sayu☆time)私たちって東京に住んでるでしょ、日本の首都の。それって1番栄えてる県ってことじゃん。一歩外に出たら"東京の女"とか呼ばれるの。びっくりしたよ。平凡な自分の日常が羨ましがられる対象だなんて。別に自分の意思で住んでる訳じゃないし、どうせならいっそ東京に期待して裏切られたかったなって思うの。全て揃ってしまった後に貪欲さを求められたって無理だよ。だって全部あるんだもん。(アーモンド&ナッツ開封)

ま、こんな微温湯に浸かってて、それでいて絶対評価しか信じられないって王道の孤独ルートじゃん(笑)想像力があっても当事者にならないと共感を安売りするみたいでなんだろう…、罪悪感が、すごいんだよ!耳を傾けることしか人のためにできない。はぁ、やさしくなりたい。

でね、全力で過ごしたよー今日。(友人宅テレビを付ける)もらったきり開封していなかったCDを3つ開封したし、カラオケにも行った。後は区界にゆうやけこやけを聞きに行ったよ。2つの地域が創り出すマッシュアップが最高だったな。いつもは耳栓しちゃう自習の時間も今日は外してみたの。シャーペンのカチカチ音、ページを捲る音、机が軋む音、とか。チャイムが鳴るまでは静かなはずの教室がたくさんの音で溢れていた。前さ、君が家に泊まりに来たとき。車の走行音がうるさくて眠れなかったって言ってたじゃん?私は気にせずぐっすり寝てたのに(笑)それがね、今なら聞こえる。にしても耳を酷使したなー。で最後に君に電話しておこうと思ったわけ!(sayu☆karappo)

昼休み、ぜんぜん話したことない子とお弁当食べたんだけど「耳が聞こえなくなったらどうやってコミュニケーションを取ればいいか?」について語り合ったの。脳が正常に働いているのであれば脳に直接語りかければいいのでは?(尚方法は不明。既にあるのかもしれない)とか手話を科目に取り入れるとか出てきたんだけど、これは当事者が声を上げても"想像力で行動するしかできない第三者"が行動を起こすパターンの問題だなって思った。私はさ、聴覚障害に詳しい訳ではなくてただ明日耳が聞こえなくなるだけなんだけど、他人事とは思えなくなっちゃった。君に手話覚えて欲しくなってAmazonで教本探してるもん。

それとさ、君との最後の会話がこれでいいと思ってるの単純に面白くない?